祖母がお世話になっていた歯医者に私も通う。

大正生まれで、80すぎても働いていた矍鑠としていた祖母でしたが、
病院嫌いが災いして、緑内障で失明し、寝たきりになってしまいました。

それからは、医者に行く以外は外出せず、
ベットでの生活になりました。

そんな中で、何十年も、がんばっていた祖母の差し歯が外れてしまいした。

目の見えない、足腰の弱った祖母を外出するのは一仕事、
持ち上げ車いすに乗せられても、待ち時間はどうしようと
悩んでいたら、ケアマネジャーさんが自宅に来てくれる歯医者を
教えてくれました。

早速、歯医者に行き、予約を取って往診を待っていました。

正直言えば、目が見えない、耳も遠い、痴呆も出ている祖母が
治療ができるのか、器具がないけど大丈夫かと不安でした。

当日、マスクをした医師と歯科衛生士がやってきましたが、
掃除機と組み合わせて使う器具を持って見えて
嫌がる祖母にも優しく対応し、新しい入れ歯を作ってくれました。

祖母は数年後に亡くなってしまいましたが、
私は感謝でいっぱいでした。

そんな私も、その歯科医のお世話になる事になりました。

差し歯が、シシャモとの戦いに敗れ、へし折れたからです。

本来ならば、差し歯を作った歯科医に行くべきでしょうが、
その医院は無くなったので、祖母がお世話になった歯科医に行きました。

祖母が治療を受けていたのは、数年前にも関わらず
「おばぁちゃん、元気にしてる?」「おばあちゃんは、変わりないですか?」
と医師も歯科衛生士も聞いてきます。

嬉しかったですね、祖母を忘れてい、覚えていてくれる人がいるって
幸せです。

この歯科医で気づいたのは、建物の古さと器具は違うという事です。

むしろ、老舗の方が新しいし優しい、
何よりチキンな私にはありがたい「痛くない」ようにしてくれることです。

今回は、神経を抜いた差し歯を入れ替えるのですから
痛いはずはないですが、歯石取りも痛くない。
虫歯治療だって、痛くないようにしてくれます。

折れた差し歯には、即日、仮歯を入れ、
患者が困らないようにしてくれる気配りと言葉。

思わず、入れた瞬間からうずいている別の差し歯の
治療も頼み、折れた差し歯より先に入り、長年のうずきも解決しました。

後は、肝心の折れた差し歯ですが、仮歯でも問題ないので
先に虫歯を一斉解決したいと思い、通院しています。

しいて難点があるとしたら、患者が多くて
予約が取りにくい事です。

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